
この記事では2026年最新の16インチノートパソコン8機種を実際のスペックと価格をもとに比較しています。価格帯は主に10〜20万円台のスタンダードモデルを中心に紹介しています。用途別のおすすめも掲載しているので、自分に合う1台が見つかります。
16インチノートPCの特徴
16インチノートPCは、15.6インチと同等のボディサイズに大きめのディスプレイを搭載したモデルです。近年のモデルはアスペクト比「16:10」を採用しているものが多く、従来の16:9よりも縦方向に広い画面で、資料作成や表計算・Web閲覧などの作業がより快適になっているのが特徴です。
10〜15万円台のスタンダードモデルであれば、日常的なビジネス用途からちょっとした動画編集まで十分こなせるスペックが揃っています。
16インチを選ぶメリット
据え置きメインなら最適なサイズ:自宅・オフィスでの使用に最適
画面が広く作業しやすい:資料作成・表計算・マルチタスクに向いている
同スペックで14インチより安い:コスパが高い
16インチノートパソコンの特徴
現在発売されている16インチのノートパソコンの特徴は大きく2つあると思います。
一つ目の特徴は、ディスプレイの額縁を薄くできるようになったので、今までの15.6インチサイズとほぼ同じ大きさのボディに16インチディスプレイを搭載できるようになった、大きめディスプレイで快適なモデル。
二つ目の特徴は、ディスプレイのアスペクト比(縦横の比率)を今までの「16:9」から「16:10」にすることで、今までのディスプレイより縦方向に広くなって使いやすくなっているモデルです。
ディスプレイのアスペクト比
ディスプレイのアスペクト比についてみていきましょう。

ディスプレイの「アスペクト比」とは、ディスプレイの横と縦の辺の長さの比率で、「16:9」は横のサイズが16、縦の長さが9ということになっています。
「16:10」では横のサイズは変わらず16ですが、縦の長さは10になっているので、「16:9」のディスプレイよりも縦方向の表示範囲が広く使いやすくなっているのが特徴です。
狭額縁ディスプレイの16インチノートパソコン
一方、ディスプレイの額縁を狭くして15.6インチ並みのボディに16インチディスプレイを搭載したノートパソコンは、アスペクト比は「16:9」のまま16インチにサイズアップしていますので、表示範囲は変わらず、表示される文字などが大きく見やすくなるという特徴があります。
こちらは今まで15.6インチと17.3インチというサイズがありましたが、あいだに16インチというちょうど良い大きさのノートパソコンが増えたという感じです。
まだまだゲームや動画などでは「16:10」というアスペクト比に対応していない部分もありますので、使い方によっては「16:9」の方が良いという場合もあるかと思います。
他のサイズのノートパソコンではディスプレイのアスペクト比選べるモデルは少ないですが、16インチノートパソコンでは、アスペクト比を選ぶことができるので使い方に合わせて使いやすいディスプレイを選ぶことが出来るのはとても魅力的ですね。
今後さらにコンパクトな16インチノートパソコンや、使いやすい16インチノートパソコンが増えていけば16インチノートパソコンがノートパソコンのスタンダードサイズになるかもしれませんね。
おすすめの16インチノートパソコンのスペック
CPU
CPUはパソコンの処理を担当するパーツになります。CPUの性能が高ければ処理が早く終わるので、素早くアプリが起動したり、画面の切り替えが早くなったりします。
CPUは沢山種類があってわかりづらいかもしれませんので、インテル製なら名前に「Core」がついたモデル、AMD製なら名前に「Ryzen」がついたノートパソコンを選べば、普段使い用としては快適に使えるモデルになっていると思います。
現在のCore i3プロセッサーなら、数年前のCore i5プロセッサーよりも高性能になっているので、普段使い用であればCore i3やRyzen3でも十分快適に使えると思います。
Core i5モデルとCore i3モデルを両方販売しているモデルもありますが、価格はそれほど変わらない場合もありますので、予算が許せばCore i5モデルが良いかと思います。
Core i7などは動画編集などを行うなら欲しいですが、普段使い用としてはややオーバースペックとなるので、スタンダードなノートパソコンとしてはCore i5やRyzen 5で十分だと感じます。
最新のインテル Core UltraプロセッサーはNPUというAI処理を効率的に行える新しいユニットを搭載して電源効率がとても良くなっているのが特徴です。最新のCPUを選びたい方にはインテル Core Ultaraプロセッサー搭載モデルはとてもおすすめです。
16インチノートパソコンに搭載されているCPUの性能比較
| CPU | 搭載モデル | コア/スレッド | 最大クロック | PassMarkマルチスコア |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 5 220 | Dell 16 / ThinkBook 16 / Dynabook BA/ZA | 6コア/12スレッド | 最大4.9GHz | 約20,679 |
| Core Ultra 5 115U | Acer Swift Lite 16 | Pコア2/Eコア8/LP-Eコア2 合計12コア | 最大4.5GHz | 約17,500 |
| Core Ultra 5 225U | HP OmniBook 5 16-af | Pコア2/Eコア8/LP-Eコア2 合計12コア | 最大4.8GHz | 約18,200 |
| Core Ultra 5 225H | ASUS Vivobook 16 (X1607) | Pコア4/Eコア8/LP-Eコア2 合計14コア | 最大4.9GHz | 約28,500 |
| Ryzen 5 8645HS | IdeaPad Slim 5 Gen 10 | 6コア/12スレッド | 最大5.0GHz | 約28,800 |
| Ryzen AI 7 445 | IdeaPad Slim 5a Gen 11 | 8コア/16スレッド | 最大4.6GHz | 約24,500 |
PassMarkスコアはCPUの性能を測るベンチマークテストの結果の目安値です。普段使い用では10,000以上、複数アプリを同時に使う場合は20,000以上のCPUを選ぶと快適に使えます。今回紹介している8機種はすべて日常用途に十分な性能を持っています。
メモリ
メモリは電源を入れている間の主記憶装置で、容量が大きければ同時に複数のアプリケーションを開いても遅くならずに作業ができるようになります。
最新のWindows 11ではパソコンを起動した状態で3GB以上のメモリを使っていますので、最低8GB、快適に使いたいなら16GB以上のメモリを搭載した16インチノートパソコンがおすすめとなります。
現在販売されている16インチノートパソコンはほとんどが16GB以上のメモリを搭載していますので、メモリに関しては気にする必要はないかと思います。
ストレージ
ストレージは電源を消えてもデータを保存することができる副記憶装置です。
普通に使うぶんには256GBでも問題ありませんが、写真などを保存したい場合には512GB以上のストレージがおすすめです。
16インチノートPCおすすめ8選
1. Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10(16型 AMD)

| スペック | 内容 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™ 5 8645HS (4.30 GHz 最大 5.00 GHz) |
| メモリ | 16 GB DDR5-5600MT/s |
| ストレージ | 512GB SSD |
| グラフィックス | AMD Radeon™ 760M グラフィックス |
| ディスプレイ | 16インチ 2.8K OLED (有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) |
| 重量 | 約1.69kg |
| 価格 | 154,880円〜 (税込) |
有機ELディスプレイ 2.8K画質を搭載した16インチノートパソコンの中でもコストパフォーマンスが非常に高いモデルです。CPUもRyzen 5 8645HSという処理性能が高いCPUで、16GBメモリと512GB SSDが搭載された、スタンダードモデルの中でもスペックが高く、長く快適に使うことが出来る性能になっていると思います。
コスパ重視で大画面OLED液晶のノートパソコンを使いたい方におすすめです。
2. ASUS Vivobook 16 (X1607) (X1607CA-AU5165BU)

| スペック | 内容 |
|---|---|
| CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225H |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD : 512GB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
| グラフィックス | インテル® グラフィックス (CPU内蔵) |
| ディスプレイ | 16型ワイドTFTカラー液晶 |
| 重量 | 約1.91kg |
| 価格 | 122,800円〜 (税込) |
ASUSのスタンダードラインVivobookシリーズの16インチモデル。処理性能が高く、コストパフォーマンスも高いモデルですが、MIL規格準拠の堅牢性や、モバイルバッテリーからの充電ができるなど、使い勝手が良くなっているので、日常的なビジネス・学習用途にとてもおすすめのモデルだと感じます。
3. Dell Dell 16(DC16255)

| スペック | 内容 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™ 5 220 プロセッサー (6 コア, 最大 4.9 GHz まで可能) |
| メモリ | 16GB DDR5 |
| ストレージ | 512GB SSD |
| グラフィックス | AMD Radeon™グラフィックス |
| ディスプレイ | 16.0インチ, 非タッチ, 2K, IPS, WVA, 非光沢, 300 nits |
| 重量 | 約2.14kg |
| 価格 | 139,800円〜 (税込) |
DELLのスタンダードモデルの16インチノートパソコン。16:10アスペクト比を採用するFHD+画質のきれいなディスプレイと処理性能の高いスペック、そして軍用規格の耐久性を持ったモデルとなっています。
シンプルで使いやすいスタンダードノートパソコンをお求めの方におすすめです。
4. HP OmniBook 5 16-af

| スペック | 内容 |
|---|---|
| CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225U |
| メモリ | 16GBメモリ |
| ストレージ | 512GB SSD |
| グラフィックス | インテル® グラフィックス |
| ディスプレイ | 16.0インチ・WUXGA・IPSタッチディスプレイ (1920 x 1200 / 16:10 / 300nit) |
| 重量 | 約1.77kg |
| 価格 | 114,800円〜 (税込) |
HPの新しいOmniBookシリーズはAI処理に特化したNPUを搭載したAI PCです。Core Ultra 5 プロセッサー 225Uという最大12TOPSのNPUを搭載したプロセッサーで。AI処理に対応できるCopilot+PCとなっています。AIを活用した作業効率化を取り入れたい方に向いています。タッチ対応ディスプレイも使い勝手がよく、16インチクラスとして比較的軽量な約1.77kgも魅力です。
5. Lenovo ThinkBook 16 Gen 7

| スペック | 内容 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™ 5 220 (3.20 GHz 最大 4.90 GHz) |
| メモリ | 8 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) |
| ストレージ | 256 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| ディスプレイ | 16″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 400 nit, 60Hz |
| 重量 | 約1.7kg |
| 価格 | 119,200円〜 (税込) |
ThinkBookシリーズの16インチノートパソコンの中でも価格が安く11万円台で購入できるスタンダードモデル。ただメモリが8GB、ストレージが256GBという最小限の構成なので、予算に余裕があれば16GBにメモリを増設するのがおすすめです。
ThinkPadのビジネス品質をより手頃な価格で実現したThinkBookシリーズ。キーボードの打ちやすさはLenovo製品の中でも評価が高く、長時間の文書作成でも疲れにくいのが特徴です。ビジネスパーソンのメインPCとして安心して使えます。
6. Acer Swift Lite 16

| スペック | 内容 |
|---|---|
| CPU | インテル® Core™ Ultra 5プロセッサー 115U |
| メモリ | 16GB、LPDDR5-6400MHz SDRAM |
| ストレージ | 512GB SSD |
| ディスプレイ | 16インチ、WUXGA(1920×1200)、16:10、IPS、非光沢、 約1677万色 |
| 重量 | 約1.16kg |
| 価格 | 159,800円〜 (税込) |
16インチクラスとしては軽量な約1160gのボディを実現している非常に軽いのが特徴の16インチノートパソコンです。さらにディスプレイは360度回転可能なヒンジが搭載されていています。
持ち運び性能を重視する方に非常におすすめの16インチノートパソコンです。
7. Dynabook BA/ZA(16インチ)

| スペック | 内容 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 220 プロセッサー |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 512GB SSD |
| ディスプレイ | 16.0型WUXGA高輝度・広視野角(非光沢) |
| 重量 | 約1.79kg |
| 価格 | 202,400円〜 (税込) |
AMD Ryzen 200シリーズを搭載した処理性能が高くAI特化のNPUを搭載した16インチノートパソコンが、Dynabook BA/ZAシリーズです。
16インチという大きなディスプレイと180度開くディスプレイヒンジで使いやすいディスプレイが特徴です。
日本のメーカーの安心感のサポートを重視する方にとてもおすすめのモデルです。
8. Lenovo IdeaPad Slim 5a Gen 11 (16型AMD)

| スペック | 内容 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen™ AI 7 445 (2.00 GHz 最大 4.60 GHz) |
| メモリ | 16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM)(2 x 8 GB) |
| ストレージ | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 QLC |
| グラフィックス | AMD Radeon™ 840M グラフィックス |
| ディスプレイ | 16″ WUXGA OLED(有機ELディスプレイ) (1920 x 1200) 光沢あり, マルチタッチ非対応, 100%DCI-P3, 300 nit, 60Hz |
| 重量 | 約1.69kg |
| 価格目安 | 139,821円〜 (税込) |
AMD Ryzen AI 7 445という最大50TOPSのAI処理に特化したCPUを搭載した16インチノートパソコンです。この価格で 有機EL液晶が搭載されているのも魅力的で、非常にコストパフォーマンスが高いモデルだと思います。
高画質でAI処理をサクサク行いたいかたにおすすめの16インチノートパソコンです。
用途別おすすめまとめ
| 用途・重視するポイント | おすすめモデル |
|---|---|
| とにかくコスパ重視 | ASUS Vivobook 16 (X1607) |
| OLEDディスプレイが欲しい | IdeaPad Slim 5 Gen 10 / IdeaPad Slim 5a Gen 11 |
| 軽さを重視(持ち運びあり) | Acer Swift Lite 16(約1.16kg) |
| AI機能・タッチ対応が欲しい | HP OmniBook 5 16-af |
| ビジネス用途・信頼性重視 | ThinkBook 16 Gen 7 / Dell 16 |
| 国内メーカーのサポートが欲しい | Dynabook BA/ZA |
| ハイスペックで長く使いたい | IdeaPad Slim 5 Gen 10(Ryzen 5 8645HS) |
16インチノートPCの選び方
① メモリは16GB以上を選ぶ
ブラウザを複数タブ開きながらOfficeアプリを使う程度なら16GBで十分。動画編集も視野に入れるなら32GBが安心です。
② ディスプレイの解像度を確認する
- FHD(1920×1080):コスパ重視ならこれで十分
- WUXGA(1920×1200):縦に広く使いやすい。16:10比率が多い
- WQXGA(2560×1600)以上:文字が細かくなるが作業領域が広い
③ 重量を確認する
16インチは持ち運びメインには向いていませんが、モデルによって1.5kg台〜2kg超まで差があります。時々持ち運ぶなら1.8kg以下が目安です。
④ ポート類を確認する
USB-A・USB-C・HDMI・SDカードスロットが揃っているか確認しましょう。USB-CがPD充電・映像出力対応かどうかも重要なポイントです。
まとめ
10〜15万円台の16インチノートPCは、コスパと性能のバランスが非常に優れたモデルが揃っています。
- コスパ最優先:ASUS Vivobook 16
- ディスプレイ重視:Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10(OLED)
- ビジネス用途:ThinkBook 16 / Dynabook BA/ZA
- 軽さも欲しい:Acer Swift Lite 16 / HP OmniBook 5
自分の使い方と予算に合わせて最適な1台を選んでみてください。



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